もし、あなたが安さをウリにしている場合は、このような悩みを抱えたことがあるかもしれません。
1セッション1万円以下で提供し続けているコーチの多くは、安さをウリにすることで、結果として続けられなくなってしまいます。
なぜなら、安さがウリの場合は、値上げもできず、自己犠牲な働き方を続けざるを得ないから。
この記事では、安さをウリにしてはいけない理由を解説しますね。
安さをウリにする原因
まず、なぜ安さをウリにするコーチが多いのでしょうか?
それは、値段を上げる自信がないことはもちろんですが、それ以上にビジネスの知識がないことが原因です。
コーチングスクールで資格を取っても、スクールはビジネススキルは教えてくれません。
価格設定について、集客についてなど知らないまま、自己流でビジネスを始めるので上げることができないのです。

コーチの資格を持っているのに、活動していない人が大半なのは、これが原因。とてももったいないですよね…。
安さをウリにすると起こること
では、安さをウリにするとどんなことが起きると思いますか?
安さで選ばれる
コーチが値段を安く売る一番の理由は、「安くしたら売れるかも」という思い込みです。
人は損をしたくないので、「無料」と聞くと「無料だったら」と気軽に試すことが多いですよね。
安さをウリにする場合も、同じことが起きます。「5,000円だったら」「10.000円だったら」と値段で選ばれてしまうのです。
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安い方が売れる!と100%思ってしまいます。でも、日常生活で考えると、こだわりの食器は、あえて高い物を選んでいますね…!

靴は、高い物を。野菜は、高い物を。こんな風に、誰しもお金を出してでも価値のある物を選びたい気持ちは持っているもの。でも、コーチングの値段を安くしないと売れないと思い込んでいるコーチは多いです。
自己犠牲な働き方
もし、仮に月30万円の売上を目指している場合、何回セッションを提供したらいいと思いますか?
1回1万円だと、月30回。1万円以下の場合は、もっと回数をこなさないと達成できませんよね。
月に30回以上のセッションをこなすような働き方が理想ですか?
まるでノルマのようにセッションをこなすことは、ブラック企業で働いているのと一緒。
結局、続けられなくなってしまうことが多いのです。

私は4年以上、自己犠牲な働き方を続けていました。値段を上げるのは、もっと経験を重ねてから!という気持ちを、必要以上に持ち続けていたからです。
価格を上げられない
安さをウリにしてしまうと、価格を上げた途端、お申込みが減少、ゼロになってしまう可能性が高いです。
なぜなら、今までは「安いから」という理由でお申込みをされていたので、「高いから」という理由でお申込み対象から外れてしまいます。
当たり前ですよね。
値段が上がっても、「あなたから買いたい」という”らしさ”が伝わらないと、契約につながることはないのです。
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よく考えると「あなただから」で選んでもらえていないなんて、とても切ないですね。

資格や実績がしっかりある場合も一緒。資格や実績だけで選ばれるのではなく「あなただから」で選んでもらうコーチで在りたいですよね。
安さをウリにしないために
では、値段を上げてもお申込みにつながるためには、どうしたらいいのでしょうか?
答えは、値段以外で選ばれる理由をしっかりとつくることが必要です。
値段以外で選ばれる理由とは、どんなことがあると思いますか?
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値段以外で選ばれる理由、、、資格、実績をもっと積み重ねることが必要ってことかな?
もちろん、プロとしてコーチングを提供するためには、専門スキルや実績は信頼につながります。
でも、それだけでは選ばれる理由にはなりません。
なぜなら、あなたより資格を持っている人や実績のある人は、必ずいるから。
資格や実績で選んでもらおうとすると、天井がないのでキリがありません。
選ばれるためには、スキル以外のことで差別化することが大切です。
それは、「らしさ」です。
など、あなたのストーリーや想い、人柄やパーソナリティは唯一無二。
誰とも重なることはありません。
資格はお金と時間を投資すれば、エンドレスに取得できます。
でも、「らしさ」は真似できない、あなたにしかない魅力なのです。
コーチングの商品設計や価格設定については、無料メール講座でより詳しく解説しています。
私は、低価格で自己犠牲な働き方を続けるコーチを減らしたいと思っています。
「お客様の役に立ちたい!」と本気で願っているコーチにこそ、自分が満足できる価格で提供して、お客様や社会に貢献してほしいから。
このブログを読んだあなたは、ぜひ行動に移していってくださいね^^!
コーチングの値段をなかなか上げることができなくて…。上げるとお申込みがなくなるのでは?と思ってしまいます。