コーチングを提供したいから、ホームページをつくらないと!
自分でつくれるかな?プロに頼むと、いくらかな?
ビジネスを始める場合、すぐにホームページを作ろうとする声を聞きますが、特に初期の場合は、ホームページはなしでも困りません。
もちろん、つくる必要が永久にない訳ではありませんが、今はSNSで情報を集める人が大半です。
実際に私も、1年以上ホームページなし、SNSのみで集客をしていた時期があります。
この記事では、ホームページをつくる前にやるべきことをお話します。
ホームページの役割

ホームページは、レストランで例えると、メニュー表です。
色んな定食、パスタやデザートのように、商品メニューが並んでいます。
さらに、理念やコンセプト、ストーリーなども書いてあることで、よりメニューに親しみや共感が持てますよね。
ここで、考えていただきたいのは、レストランのメニューを見るのは、どの段階でしょうか?
一つ言えることは、間違いなく「何を食べるかどうか検討している」段階です。
なぜなら、レストランにまったく行く気がないのに、メニューまで調べることはありません。
コーチングのホームページに話を戻すと、まったく興味もないのに、ある日突然あなたのコーチングを受けようか検討することは、ゼロに近いのです。
ホームページをつくる手順

そもそも、ホームページは、商品がないとつくれません。
「え、商品として、コーチングセッションを提供するつもりです!」と思われますか?
実は、過去の私もコーチングセッションを募集することを決めて、気合いを入れてホームページをつくろうとしたことがありますが、すぐに手が止まってしまったんです。
商品というのは、「コーチングセッション」を提供することが決まっているだけでは、レストランを和食にするのか、イタリアンにするのかすら決まっていない段階です。
コーチングセッションを、どんなクライアントに届けたいのか?
他のコーチとは違う、あなた自身の強みは何か?
丁寧にコンセプトから考えて設計していくことで、まずは商品ができあがります。
商品すら曖昧なのに、いきなりホームページを作っても、結果として時間がかかって遠回りになってしまいます。
過去の私のように。(苦笑)
ホームページをつくる前に
では、商品を丁寧につくったら、今度こそホームページをつくったらいいのか?と言えば、それも違います。
ホームページは、レストランのメニュー表。
メニュー表だけあっても、看板もなければ、レストラン自体のことも知られていない状態なのです。
最初に必要なことは、あなたの存在を知ってもらうこと。
ホームページではなく、SNSを使って情報発信をして、興味を持ってもらうことが最初の一歩です。
「あそこにレストランがあるんだ~」「おいしろうだな~」
まずは、知ってもらうために、SNSを活用してください。
このように、ビジネスには正しい順番があります。
近道に思えることも、過去の私のように自己流で走ろうとすると、場合によっては年単位で遅れてしまいます。
あなたは、ぜひ正しい順番で進んでいってくださいね。
目次
1|ホームページの役割
2| ホームページをつくる手順
3| ホームページをつくる前に